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最近観た映画

舟を編む


松田龍平さん、とっても素敵でした。
こんな男性、私の理想かも。。。。
加藤剛さんもよかったな。


くちづけ


とても考えさせられる映画でした。
父を思い出して
最後は涙ぼろぼろ

どちらもいい映画でした。




先日のJ-wave FM亀田のパーソナリティ亀田 誠治さんのメッセージがとっても素敵でした!

2013年08月20日
アーティストが知りたい“音楽のヒミツ”!~the HIATUS 細美武士のギモン
http://www.j-wave.co.jp/blog/fmkameda/

こんにちは! 亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY ~FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

第274回目のテーマは…

アーティストが知りたい“音楽のヒミツ”!~the HIATUS 細美武士のギモン

はい、この番組「BEHIND THE MELODY ~FM KAMEDA」では
ラジオの前のアナタからいただいた「音楽に関するギモン」を募集していますが、
今日は、アーティストからの「音楽のギモン」に答えてみたいと思います。

今日、ギモンを投げかけてくれるのは、この方です!

★細美武士さん ============

亀田さん、そしてJ-WAVEをお聞きの皆さん、こんにちは。
the HIATUSの細美武士です。

亀田さんお久しぶりです。
MIYAVIのレコーディングではお世話になりました。
あと、伊澤一葉は東京事変でお世話になりました(笑)
ご無沙汰してます、お元気ですかね?

====================

はい、the HIATUSの細美武士さんです!
昨年末にリリースしたMIYAVIのアルバムでコラボレーションしました。
本当に生粋のアーティスト、根っからの音楽家ですね!

そんな細美さんから届いた「音楽のギモン」、さっそく聞いてみましょう。

★細美武士さん ============

亀田さんと一緒にお仕事をして、最も疑問に思ったのは、
亀田さんがプロデューサーをされる時って、
絶対ネガティブなこと言わないじゃないですか!
ミュージシャンがやりたいことに対して、常にポジティブな姿勢で、
「いやいや、それはここには合わん」とか
「それは違うでしょ」とか
「それ、良くないと思うな」とか、
そういうのは絶対言わないけど、
気づくと亀田さんの行きたい方にみんな進んでるっていう…。
あれは一体なんなんだ?と思っていて。

だから俺が聞きたいのは、
亀田さんのプロデューサーとしての、
たぶん信念やポリシー的なものだと思うんですが、
「うん、ここはこの子には悪いけど、
 楽曲を良くするためにはこうしなければならん!」
と思った時に、どうポジティブに…(持って行くのか?)
下手したら、“誘導されてるな”って思って、
嫌な気分になるかもしれないやり方じゃないですか?
でも、そんなこと全然思わなかったんで、
亀田さんは、
じつはその辺はこうやってるんですよ、っていうのがあったら
教えてください。

====================

はい、細美さんからのギモン…
僕のレコーディングスタジオの中での制作時の姿勢について…
よく、見ていますねー!

…では、お答えしましょう!

じつは、
この手のどうしたら常に「ポジティブ」な気持ちでいられるかという質問、
今までにも色んなアーティストから何度か受けています。
それだけ、スタジオでは
「煮詰まったり」「ネガティブ」な重たい空気になることが
多いということですね。

そりゃそうですよ。
自分の理想の音楽を作りたいアーティストが悩みモードに入った時、
それは、苦しい時間です。
産みの苦しみですよね。
夜中の2時、3時になってもアイディアが浮かばないことだって多々あります。

そこで、プロデューサー、ミスター・カメダの登場です!
ミスター・カメダは、まず、重たい空気にさせないんですね。

いいですか、皆さん。
小学校の遠足を思い出してください。
楽しい時間はあっという間に過ぎていくでしょ!
この「あっという間に時間が過ぎる」、この演出をしてあげるんです。
つまり、重たい空気になる要素をあらかじめ排除しておくんですね。
そのヒントはたくさんあります。

たとえば、細美君のセッションの時は、
細美君が、スタジオの中でアイディアを膨らませるタイプだということが
初日のセッションでわかったんですね。
だから、次の日は、
細美君が思いついたアイディアを
すぐにカタチにできるような環境を作っておきました。
ギターがあって、キーボードがあって、
いつでもレコーダーが回るようにしておく。
僕らは、冗談を言ったりしながら穏やかに待っていたり、
すぐにMIYAVIがギターを弾けたり、
僕がベースを弾ける環境をしっかり整えておく。
細美君が一人になりたい時は、一人にさせてあげる。
こういう環境を作るだけでも、細美君は気分よく音楽に集中できるわけです。

それからね、
細美君のような繊細で、感性豊かなアーティストの意見を、
僕らの経験や地位をもとに「言葉」巧みに説得しても無駄なんですね。
本人の納得と、達成感がなければダメなんです。
だから、アーティストのやりたいことを一度は試してみる。
ここが大事。
それが、僕の思い描いている方向と違っても、
四の五の言わずにやってみる。
これがポイントです!
どんな意見にも、どこかしら「よいとこ」があるものです。
一緒に考えて、素直に聞いて、その「よいとこ」だけを集めていくんです。

でも、絶対にプロデューサーとしてハズしちゃいけないポイントがあって、
「これはダメだ!惜しい!」ってところがあったら、
ここは、僕自身の感性を信じて、ズバリ指摘してあげないとダメです。
「イエスマン」はプロデューサーにはなれません。
「ノー」と「ノー」の先にある回答例を、
的確に、できれば建設的に、さらに言えばポジティブに伝えることができる人が
プロデューサーになれるんです。

アーティストだって、一生物のいい作品を作りたいだけなんです。
だから、一緒に作って、作品がどんどん良くなっているということを体感する。
そうすれば、アーティストも
「否定されたり」「誘導されている」感じではなく、
プロデューサーに「応援されながら」
ものを作っているっていうことを体感することができる。
そうしていくうちに、
プロデューサーが目指している方向とアーティストの行きたい方向が
ぴったりと重なる瞬間があるんです。
このスポットを絶対に逃さない!!!!

そうすれば、細美君が言うような
「誘導されている」なんて感じがしないで、
「一緒に、チームで勝利をつかむのだ!」
っていう一体感が自然に生まれてくるんですね。


さあ、今日は、
そんな細美君との思い出がたくさん詰まったこの曲を聞きましょう。

M. SILENT ANGER / MIYAVI vs TAKESHI HOSOMI

SAMURAI SESSIONS vol.1 - MIYAVI

メロディーひとつから、キックのパターン、ギターのリフ、声のトーン、歌詞。
トラックダウンの時にも、
ピアノをワンフレーズ入れたり、ハモをもう一本入れたり…。
最後の最後まで、粘り強く音楽に向き合う細美君から、
僕も、未だかつて見たことのない、アーティスト魂を教わりました。

それからね、スタジオには…
会社や学校もそうですよ、
愛すべき人が集まっているんです。

とにかく、相手の話をよく聞いて、心を開く。
そうすると、あら、不思議!
相思相愛の「信頼関係」が生まれてきます。
そうしていると、面白いくらい、ポジティブな空気が連鎖していきますよ!
僕はいつも心に決めているんですけど、毎日の生活の中で
「ダサい」「クサい」「ウザい」
を口にしないようにすると、
間違いなく自分も幸せ、相手も幸せ、そしてみんなも幸せになれますよ!



さて、この番組「BEHIND THE MELODY」では
リスナーの皆さんからの「音楽に関するギモン」も大募集中です!
意外なウラ話が聞けるかも?!
「音楽に関するギモン」は、この番組「BEHIND THE MELODY」のサイトから
お願いします。
皆さんのギモンが集まったところで、番組でピック・アップしていきたいと思います。

「BEHIND THE MELODY ~FM KAMEDA」。
明日は、ビッグバンド・ジャズの第一人者、カウント・ベイシーをフィーチャーします。


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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

by hkvege | 2013-08-20 23:53
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