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Eat Butter

Eat Butter_b0249307_13221528.jpg私のお気に入りバターです。
フランスではエシレバターよりも人気がありフランス一美味しいと言われる
Isigny Ste Mereのバター ⇒ 

フランスではエシレを押さえて人気ランク1位に輝いたフランスAOP最高級バターです。
1位:Isigny Ste Mere 「Beurre AOC d'Isigny demi-sel extra fin」
2位:Echire 「 Beurre demi-sel AOC des Deux-Sevres」
3位:Grand Fermage 「Beurre moule biologique demi-sel」
4位:La Gall 「Beurre de baratte au lait cru demi-sel」
5位:President 「Beurre gastronomique demi-sel」

常になくならないように家に
Isigny Ste Mereの無塩バターと有塩バターをた~くさんストックしています♪
お菓子作りにも、料理にも本当によく家ではバターを使いますから!

フランス国内でも3本の指に数えられるバターの産地でノルマンディー地方
イズニー村の牛乳生産者共同組合が運営する乳製品のブランド
伝統製法で作られる発酵バターは本当に濃くて風味豊かで素敵です☆

バターの優れた栄養 ⇒ 










今日は油脂のお話です。


科学の進歩で昔、分からなかったことがだんだん解明されてゆくのは
本当に興味を引きます。
最近は油に関する真実も次々に明らかにされています。
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本当は危ない植物油 その毒性と環境ホルモン作用
奥山 治美 (著)
http://www.amazon.co.jp/dp/404110467X




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そのサラダ油が脳と体を壊してる
山嶋 哲盛(著)














その他・・・・
・ サラダ油が脳を殺す ---「錆び」から身体を守る   山嶋 哲盛 (著)
  http://www.amazon.co.jp/dp/4309252699
・ 病気がイヤなら「油」を変えなさい!―危ない“ト …山田 豊文 (著)
  http://www.amazon.co.jp/dp/4309252125
・ 危険な油が病気を起こしてる    ジョン フィネガン (著)
  http://www.amazon.co.jp/dp/4886398855


トランス酸油脂が危ないということは、なんとなく日本でも周知されてきてはいると思います。
でも、まだ今だにマーガリンを使っている家庭も多いでしょう。
そして、自分では避けているようでも、日本ではパン、ケーキ、お菓子、スナック菓子、ファーストフード、
スーパーの惣菜加工品、レトルト食品、冷凍品、コンビニ食品、惣菜等、あらゆる食品に
トランス酸油脂は大量に日々使用されています。
アメリカではもうすでにトランス酸油脂の使用は数年前に禁止されたというのに!


日本ではまだ知らずに口にしている人はかなりの数いると思います。
マーガリンは最初はバターに代わるもっとも健康的な植物油として紹介され
急速に家庭にも浸透しました。
マーガリンもショートニングも家ではもう使っていない!という方も
実は知らずに口にしています。

万病の元!?トランス脂肪酸を含む食べ物・怖い話 ⇒ 

かなり前の報道ですが、

成分にマーガリンとかショートニングという言葉が成分表示されていたら、
それはトランス酸油脂です。脂肪肝まっしぐら。

トランス酸油脂だけではありません。
まだ記憶に残っている方も多いと思いますが、昔、「エコナ」と呼ばれる
健康油が日本でブームになりました。 ⇒ 
しかし、実はそれが身体に大変悪い影響を及ぼす油脂だったと分かり
回収され、以降、販売されなくなりました。
その後も日本は似た様な健康を謳う油が今だに蔓延しています。

そのどれにも表示はされていませんが、今、市場にある植物性油脂のほとんどは
遺伝子組み換え食品が原料です。
大豆、コーンはその代表ですね。

植物性油脂の問題は単に遺伝子組み換え食品が原料だということにとどまりません。
植物性油脂そのもの(構成するその脂肪酸の種類)が人間の体にとって
非常に危険なものであるというのがもっとも憂いすることです。

植物性=健康
というイメージにすっかり洗脳されてしまった現代。
この先入観や思い込みを覆すのは容易なことではありません。

現時点ではっきり人間の体にとって有益な食用油と分かっている油は以下:
---------------------------------------------------------
・加熱調理用油脂:飽和脂肪酸
バター、ラード、ココナッツオイル(パームオイルとは全く別なものです)

・未加熱用油脂:不飽和脂肪酸
オメガ3オイル(Flaxseed oil、紫蘇油、えごま油、DHA、EPA)
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動物性脂肪がもっとも健康に悪い油脂との汚名を着せられて久しいですが、
今、やっとその濡れ衣が外される日が来ました。
実は人間にとって欠かせない必須な油脂であると分かったのです。

植物には体温はありません、
でも私たちには体温がありますから、動物の飽和脂肪酸が人間の体に一番ぴったりで
必要不可欠でもっとも馴染む理由が分かります。

渡辺信幸医師はこうおっしゃっています。
母乳は人間の血液と脂肪から出来ているのです。
赤ちゃんはうまれてすぐ「肉食」なのです。それが人間の自然な姿なのです。
母乳という動物性蛋白と動物性脂肪で育ちます。
母乳は決して「オリーブオイルと豆乳」ではないのです。

ここからはこちらのサイトから引用いたします。
いかに人間の体に飽和脂肪酸が不可欠かを示しています。


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1細胞膜
細胞膜は、脂質のうち、少なくとも50%は飽和脂肪酸が必要。
細胞に耐水性を持たせ、細胞を正常に機能させる為に必要。
2心臓
心臓は、エネルギー源として、炭水化物よりもパルミチン酸ステアリン酸を、好んで必要とする。
3骨
骨は、飽和脂肪酸を摂らないと、カルシウムを効率的に吸収できない。
4肝臓
肝臓はアルコールや薬などの解毒を行うが、飽和脂肪酸は、この解毒作用によって生じる副作用から、肝臓を守っている。
5肺
肺の表面活性物資が、我々を、喘息、咳などの呼吸障害から守ってくれるのだが、そのために必要なのは、パルミチン酸である。
この表面活性物資は完全にパルミチン酸で出来ているためである。
6ホルモン
飽和脂肪酸は、ホルモン生成のために、シグナルメッセンジャーとしての役目を持つ。
7免疫システム
飽和脂肪酸は白血球に働きかけ、バクテリア、細菌、ウイルス、腫瘍細胞を殺させる。
又C12のラウリン酸やC14のミリスチン酸(バターに含まれる)は腸内で、不要なバクテリアやカンジダ、カビを殺す。
8満腹中枢への刺激
飽和脂肪酸を摂ることにより、脳に満腹感を与える。
従って、少食になり減量し、正常体重を維持できる。
9健康面において
飽和脂肪酸を積極的に摂ることにより、健康に悪影響を及ぼす「炭水化物と多価不飽和脂肪酸の植物油」の摂取を抑えられる。

(引用終わり)
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これまであれだけ悪役にされていた飽和脂肪酸が実は人間にもっとも欠かせないものだったと
知るこの事実はある意味、多くの人がショックを受けると思います。


これまでヘルシーだと言われていた
思っていた植物油が実はとても健康を害するものだった。

そう、簡単には信じられないし、受け入れたくないですね。

でも植物油には本当にさまざまな問題が潜んでいます。
・ 最も酸化されやすい油であること
・ 最も活性酸素の餌食になる油であること
  特に、リノール酸です。リノール酸は発癌物質であること、
  過剰摂取はアレルギーなどの炎症と関係することが分かっています。
  リノール酸の代表が大豆製品です。
  豆乳、豆腐、納豆、大豆油
  大豆は大豆そのものに問題も多いですが ⇒ 
  大豆が保有するその油自体にも問題があるのです。
  その他、キャノーラ油(菜種油)、ひまわり油(紅花油)もリノール酸オイルです。

よくパッケージに書いてありますよね。
コレステロールゼロって。
全部、工業的に化学的に精製して、コレステロールを除去しています。
もう決して自然なオイルではないのです。
そして一見、植物油にはトランス酸など入っていないように見えますが、
どの種類の植物油であっても、化学溶剤を使って、高温で精製しますので、
トランス脂肪酸を必ず含んでいます。
コレステロールは除去しても、トランス酸は残るのです。

・ オリーブ油は70%はオレイン酸ですが、10%はリノール酸です。
  日に日にやはり酸化するオイルです。
  もっとも健康そうなオイルの代表ですが、オリーブオイルはコールドプレスしたもの以外は、
  その他の植物油と同じく化学溶剤を使って、高温で精製しますので、トランス脂肪酸を含んでいます。

・ ごま油はオレイン酸とリノール酸と半々です。日に日にやはり酸化するオイルです。

・ ひまわり油はリノール酸70%前後、オレイン酸15-20%の高リノール油。


リノール酸は確かに必須脂肪酸ですが、少量でもさまざまな食品に含まれているので、
あえて植物油として、リノール酸を摂取する必要もなく、それ以上の摂取はかえって危険なのです。

・ 意外ですが、ナッツの脂肪酸も実はリノール酸が多いものがたくさんあります。
  クルミも実はリノール酸の多いナッツです。
  オメガ3もわずかにありますが、オメガ6系脂肪酸のリノール酸がオメガ3の4倍の高さです。
  リノール酸の摂りすぎの危険が!⇒ 
  ナッツ可食部100グラム当たりの脂肪酸量(g,mg) ⇒ 

そして玄米菜食の方がよく使われている菜種油(キャノーラオイル)
不思議なのですが、玄米菜食では大豆製品をあれだけ食べているのに
大豆油ではなく菜種油にこだわっているのです。
しかし、せっかくこだわっている菜種油ですが、本当に体にはよくない油です。


GMOだけが問題ではない菜種そのものにある危険性 ⇒ 

食用油(食用植物油)の加熱とトランス脂肪酸の生成 ⇒ 

「菜種油(キャノーラ油)の危険性」 ⇒ 

キャノーラオイルの安全性 ⇒ 


このように植物油に偏り、不飽和脂肪酸ばかりを摂っていると、脳出血になりやすいとも言われています。

これは牛と豚の脳にある主な脂肪酸等の種類をあらわしていますが、
動物である人間も大きな差はないと言われています。

ここから引用です。
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牛の脳(100g中)の主な脂肪酸等の種類(g)
飽和脂肪酸 2.3
一価不飽和脂肪酸 1.89
多価不飽和脂肪酸 1.586

豚の脳(100g中)の主な脂肪酸等の種類(g)
飽和脂肪酸 2.079
一価不飽和脂肪酸 1.659
多価不飽和脂肪酸 1.429

見ればわかるように、脳も主成分は飽和脂肪酸なのです。
これは、主にパルミチン酸とステアリン酸からなります。
一価不飽和脂肪酸はオレイン酸が主です。
そして多価不飽和脂肪酸、これは、脳という事情から、ω3系のαリノレン酸、DHA、DPAなどが多く、
リノール酸は少ないです。

(引用終わり)
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これだけ人間の体に必要な飽和脂肪酸がずっと悪者にされていたのは何故でしょうね??


あ~困りました。どれもこれもみんなこれまで「健康にいい」と言われてきた油なのに。
そしてどの家庭にも必ずある油なのに。

ネット上には油脂に関するまだまだ古い昔の情報がそのまま多く残っています。
またプロパガンダのための記事もたくさんあります。
まったく逆のことを論じているサイトも存在します。

選択はすべて個人に任されているのです。
だから常に「知る」ことが大切なのです。

by hkvege | 2014-07-11 13:24 | 世界の食材
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